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notes around DTM by a weekend creator

Cakewalk by BandLab のトラック音量が小さくなる現象

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Cakewalk by BandLabを使っていて、少し前から謎の現象が発生しています。
突然、勝手にトラックの1つの音量が聞こえないくらい小さくなる、という現象です。
今回はこの現象と、運用回避の方法をご紹介します。

問題(現象)

Cakewalk by BandLabで曲を再生すると、突然、勝手にトラックの1つの音量が聞こえないくらい小さくなる、という現象が発生しています。
一度再生した後で、もう一度再生すると、あるトラックピークレベルが勝手に-60dbとか、非常に小さくなってしまいます。
トラックのボリュームやノートのベロシティは変わっていません。

1件だけ、Google検索で同様の症状の人の書き込みが見つかりましたが、未解決のようでした。

原因は相性の可能性?

試行錯誤するうちに、どうもKOMPLETE STARTのKontaktと相性が悪い可能性が見えてきました。
Kontakt/Komplete Kontrolを楽曲に含めると現象が頻発します。
ちなみにReactor6は大丈夫みたいです。
KOMPLETE STARTはとても気に入っているだけに、凹みます。

最初はKontakt/Komplete Kontrolのトラックの音量が小さくなっていたのですが、別のトラックの音量が小さくなることもあります。
Kontakt/Komplete Kontrolを使っていない楽曲では、現象が一度も発生していません。
Kontakt/Komplete Kontrolを使っている楽曲は、その音色が必要なので、だましだまし使っています。
いちど発生すると該当トラックの音量は戻せません。

運用回避する方法

試行錯誤の結果、次の方法で一時的に復旧させて使っています。
1. 新規トラックを作って同じシンセをセットする
2. 該当トラックの全ノートを1.のトラックにコピーする
3. 該当トラックを削除する

補足(他の問題も...)

なお、Komplete Kontrolでリアルタイム録音すると、ノートが2重に打ち込まれてしまう謎の現象も発生しています。
これもReactor6は大丈夫みたいです。
リアルタイム録音する場合は、Komplete KontrolでなくReactor6などを使うようにしています。

CakewalkとKOMPLETE STARTとの関係性なのかは厳密には不明ですが、メモ書きしておきます。

まとめ

本記事では、Cakewalk by BandLabでの再生時に突然、勝手にトラックの1つの音量が聞こえないくらい小さくなる、という現象が発生した件について、問題の内容と運用回避の方法をご紹介しました。
根本原因が未だ謎なのはもどかしいですが、運用回避でなんとかなっています。(本当は根本解決したいです。。。)

なお、「Cakewalk by BandLab」については、次のまとめ記事もお役に立つと嬉しいです!
freqdrop.hatenablog.com