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USB DAC「FiiO K3」とヘッドフォン「AKG K702」:高音質で省スペースな環境で鑑賞と制作の両方を!

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高音質かつ省スペースな環境で、音楽鑑賞と音楽制作を両立したくありませんか?
そう考えた私はPCオーディオの機器である「USB DAC」 と、据え置きスピーカよりコンパクトな「 ヘッドフォン」を選択しました。
USB DACはFiiO社のAK4452 DACチップ搭載/DSDネイティブ再生対応モデル「FiiO K3」、ヘッドフォンはAKG社のオープンエアー型ヘッドホン「AKG K702」を使っています。


FiiO K3

AKG K702




この記事では、これらを選んだ理由と選び方をご紹介しますので、よろしければ参考にしてみてください!

なお、音楽鑑賞については、こちらのPCオーディオ機器の話も登場する「高音質化」の記事もありますので、よろしければご参考ください。
freqdrop.hatenablog.com

DAC「FiiO K3」

DACを選んだ理由と、選び方を説明します。

一般的には、音楽制作ではDACとしてオーディオインターフェースを使用します。
ですが私はオーディオインターフェースではなく、USB DACを選びました。
2つの大きな違いですが、オーディオインターフェースはマイクや楽器をつなげてPCに取り込めますが、USB DACはその機能がありません。
私はマイクや楽器は使わず、PCの音楽鑑賞と兼用したいので、自分にはちょうどいい環境かなと思っています。

DACは384kHzまで出るもので、省スペースで音質が良いものを探しました。
音楽鑑賞では、CD音源をFoobar2000DSD相当にアップサンプリングして視聴しているので、384kHzのものがよいです。
その結果「FiiO K3」を購入しました。

FiiO以外もいくつかありましたが、据え置き(持ち運びは不要)かつ小さく、音も良い、という点で、選びました。
既に同社の「BTR3K」を数年使っていて、音質が気に入っている点も影響したと思います。

FiiO BTR3K (Black) FIO-BTR3K-B 2.5mmバランス出力対応 Bluetooth 5.0 AK4377A DAC Dual CSR8675 LDAC/aptX HD対応

なお、Foobar2000のリサンプラは「Secret Rabbit Code resampler」を使っています。

ヘッドフォン「AKG K702」

ヘッドフォンを選んだ理由と、選び方を説明します。

まず、そもそも音の出口としては、

  • スピーカー
  • ヘッドフォン (イヤフォンも含む)

と大きく分けられます。

私は「省スペース」にしたかったので、

  • コンパクトなスピーカー
  • ヘッドフォン (イヤフォンも含む)

と絞り込みました。

さらに、

  • 据え置きで場所をとるのはいやだった
  • ヘッドフォンの方が音質に対してコスパが良さそうだった

という理由で、私はヘッドフォンを選びました。

イヤフォンではなくヘッドフォンにしたのは、

  • 経験上、イヤフォンよりもヘッドフォンのほうが圧倒的に音が広がる
  • 長時間だとイヤフォンは耳が痛くなったりかゆくなったりする

という理由です。

ヘッドフォンには、大きく3種類

  • 密閉型
  • 半密閉型(耳のせ型)
  • 開放型

とあります。私は今回、初めて「開放型」を選びました。

理由は、

  • 使ったことのない「開放型」に興味があった
  • 2店舗ほどで試聴して、「開放型」の抜けの良さと、意外としっかり出る低音が気に入った
  • 密閉型は、長時間だと蒸れたり耳が痛くなったりするので避けたかった
  • 半密閉型は、密閉型よりもさらに耳が痛くなるので避けた

となります。

「開放型」は、日本のオーディオテクニカや、ドイツのAKG(アーカーゲー)など、オーディオメーカー各社がしのぎを削っています。
私はいくつか試聴したうえで、気になっていたAKG社の製品に絞り込みました。

そこでさらに試聴し、「AKG K702」と、より上位の「AKG K712 Pro」か迷ったのですが、「AKG K702」を選びました。

新宿や池袋の量販店で実機を視聴したのですが、上位の「AKG K712 Pro」は、思ったほど解像度や音場が良く感じられませんでした。
展示品の実機にかなりの使用感があり、もしかすると劣化していたのかもしれませんが、実際に確認した音だとやはり不安が残ります。
「K702」の実機の音は気に入り、不満もありませんでした。
また、インターネットでも2機の比較調査をしましたが、ほぼ同等か、やや「K702」が優勢な情報が散見されたので、「K702」を選択しました。

ヘッドフォンを「onso」でリケーブル

前述のように選んだ「K702」ですが、リケーブル(ケーブルを交換する)ことで、さらに音質向上できます。
というか実は、リケーブルする前提で「K702」を購入しました。

付属のケーブルでも音質や取り回しには特に問題ありませんが、よいリケーブル製品があって、次の点がわかっていました。

  • 評判も良い
  • そこまで高価でもない

そのリケーブル製品ですが、「onso」というブランドの「hpcs_03_ub3x」という製品です。

onso イヤホン・ヘッドホン用リケーブル hpcs_03_ub3x ミニプラグ⇔miniXLR [1.2m]

リケーブルした結果、評判どおり、解像度や音場がデフォルトより格段に良く感じます。

この製品を選んだ理由は、次のとおりです。

  • もともとonsoブランドを知っていた
  • K702の純正リケーブル(販売終了品)がonsoのOEMだったという情報があった

「hpcs 03 ub3x 120」という製品ですが、 ほんの少しだけ安価な「hpcs 01」シリーズもあります。
しかし、次のサイトを確認して「hpcs 03」シリーズのほうがコスパ、音質とも良いと判断しました。

まとめ

今回は、音楽鑑賞も音楽制作もできる「高音質」かつ「省スペース」な環境について、次の「DAC」と「ヘッドフォン」をご紹介しました。

ヘッドフォンについては「リケーブル」としてonsoの「hpcs_03_ub3x」もご紹介しました。

是非、参考にしてみてください!