MASSIVEやSTRADIVALI VIOLINなど含むシンセ「KOMPLETE 13」に関する人気のクリエイターの方の対談!
こんにちは!
DTMerの私にはとても勉強になる動画に出会ったので、ご紹介します。
人気のクリエイターの方の対談で、「Native Instruments」社の「KOMPLETE 13」を使ってスゴイことができそう、という内容です。
いつも機材の購入でお世話になっているショップ「サウンドハウス」さんと、シンセの重鎮とのコラボレーション動画になります。
正直、プロモーション動画に見えるところはありますが、リラックスしつつも発見がある、楽しい動画だと思います!
※「KOMPLETE 13」にはグレードがあり、お目当てのプラグインが含まれているかは確認が必要です!
【DTMスペシャル対談kors k × かめりあ × Hommarju】BEAT SEEKER with KOMPLETE 13
音ゲー「BEMANI」シリーズの楽曲提供で人気のクリエイター kors kさん、かめりあさん、Hommarjuさん、のデモトラック付き対談です。
クリエイターの方が「KOMPLETE 13」に含まれるシンセ/エフェクターのなかで、最も推していたものは次の3つです。
- PHASIS
レゾナンス感のある音作りが簡単にできる。 - STRADIVALI VIOLIN
伝説の名器を公共機関を止めてサンプリング。弦の余韻を感じるほど、とにかく音が良すぎる。 - MASSIVE X
とにかくカッコいいプリセットが豊富。 - ほか、GUITAR RIG 6、LAZOR、TRK 01、などがおススメ!
デモトラックを披露されていますが、個人的には「かめりあ」さんのSOIDなEDMトラックに心底シビれました。
印象的な質問で「音から曲を作りますか?それともイメージから曲を作りますか?」というものがありました。
皆さんの回答は、イメージを踏まえつつ音を組み合わせていくような作り方のようでした。
私は頭の中にイメージ、というか曲そのものが鳴っているので、何とかそれをアウトプットしたいのですが、その技術力がなく、実現したことがありません。
逆に、音で遊んでいるうちに「この音カッコいい」とフレーズを反復するうちに曲になっていった、という経験はあります。
最近では「KOMPLETE START」に収録されているいくつかのシンセで体験しました。
もうひとつ、とても印象的だったのは「頭の中で鳴っている音を具現化するのは難しい」というkors kさんのコメントです。
「プロの方でも難しいことなのか」という現実を知ったことと、「プロの方も頭の中で鳴っているのか」という親しみが湧きました。
また、Hommarjuさんのコメントで「曲作りとミックスのプロジェクトを分ける」という工夫も共感しました。
曲作りとミックスの作業を区切ることで、エンドレスを避けて取り組めるというものです。
DAW女子 meets KOMPLETE 13
AmamiyaMaakoさん、COMiNUMさん、マキアダチさん、のデモトラック付きの対談です。
前述の動画のデモとは異なり、潤いもありつつ躍動感も兼ね備えたデモトラックです。
クリエイターの方が「KOMPLETE 13」に含まれるシンセ/エフェクターのなかで、最も推していたものは次の3つです。
- STRADIVALI VIOLIN
とにかく音が良すぎる! - MASSIVE X
カッコいい音が出る! - PHARLIGHT
プリセットの声でいい感じのチョップができる! - Chicago
ビンテージのアンプ。いい音が出る! - ほか、GUITAR RIGなど
上述の対談ともかぶりますので、注目です。
印象的なコメントとしては、「音から曲のインスピレーションが湧く」という意見がありました。
やはり、「音」はとても大切ですね。
感想
冒頭のとおり、動画の目的はいわゆるプロモーションと思います。
ですが、クリエイターのデモやその画面、そしてコメントが聞けるのは、素人としては本当に助かります。
私は「KOMPLETE START」つかっていて、この「KOMPLETE START」の音から曲が生まれた経験はあります。
なので、「音から曲が生まれる」という感覚はすごくわかります。
もちろん、頭の中で鳴っている曲を書き出せるのが本当の理想ですが、プロの方でもそれは難しいとおっしゃっているので、今の技術ではいったん気にしないほうが良いのかもしれません。
EDMの作曲で「MASSIVE」が人気だという話は聞いたことがあります。
「MASSIVE」の旧バージョンから愛用されているクリエイターもいらっしゃったので、改めておススメだと認識しました。
ということで、プロモーションに乗せられたのかもしれませんが「KOMPLETE 13」はかなり気になり始めました。
秋の高度情報処理試験と来春のE資格を目指しているので、今年度は無理かもですが、チェックしたいと思います。
なお、これらの動画を通じて、連想したのが「語学」における「単語」が、「作曲」における「音色」ではなか、ということです。
一般的に語学の学習では、文法も重要ですが初心者からベテランに至るまで最も重要とされる点が「単語力」です。
文法が弱くても単語がわかればある程度は読んだり話したりできますし、逆に単語がわからないと文法がわかったところでチンプンカンプンです。
「音色」も似ていて、いろんな音色を試して知っていればいるほど曲作りの幅が増えますが、作曲の理論やツールの使い方を知っていたところで音色を知らなければ曲は生まれないと思いました。
まとめ
今回は、人気のクリエイターの方の対談で、「Native Instruments」社の「KOMPLETE 13」を使った動画をご紹介しました。
「KOMPLETE 13」には、定番の「MASSIVE」をはじめ、超絶に音の良い伝説の名器「STRADIVALI VIOLIN」も含まれるなど、魅力が満載でした。
私は「KOMPLETE START」もまだ使いこなせていないので、これの音色をチェックしつつ、「KOMPLETE 13」のほうもウォッチしていきたいと思います!
Native Instruments KOMPLETE 13
ちなみに、「KOMPLETE START」については、次の記事もご参照頂けると嬉しいです!
freqdrop.hatenablog.com